昔、釧路の商人たちは大変な困難に直面しました。彼らはオンボロの車と犬を連れ、雨風にさらされながら、早朝から北大通りで商売を始めました。彼らは家族の生活を支えるために必死で働きました。時には法律や規制の壁にぶつかりながらも、商売を続ける決意を貫きました。
それは、昭和27年頃のこと。
彼らの努力と忍耐は素晴らしく、家族を支え、地域社会に貢献しました。彼らは釧路の商業の発展に重要な役割を果たしました。しかし、露店での商売は不安定であり、時には取り締まりの対象にもなりました。
そんな中、彼らはより安定した環境で商売をする願いを抱き始めました。そして、昭和29年12月、九名の商人が組合を立ち上げ、『和して商う』をモットーに釧路駅前和商協同組合を設立しました。これにより、商人たちは組合員として結束し、困難を共に乗り越えることができるようになりました。
組合の設立は、彼らの努力と結束の証であり、地域社会の発展に寄与する重要な一歩でした。商人たちは組合を通じて、より安定した売り場や法的保護を求め、地域経済の発展に貢献しました。
彼らの物語は、困難に立ち向かいながらも決して希望を捨てない姿勢を示しています。彼らの努力と組合の設立は、地域社会の発展に寄与し、後の世代にも多くの教訓と示唆を与えました。
そんな和商市場に、70周年を迎える和商市場にクシローはあります。
(2024年3月現在)
ときにふざけたネーミングだと言われます。ときに覚えやすいネーミングだと言われます。
わたしたちは、イマココに生き、前向きな行動にのみ、意識をむけることにしました。
釧路のクシロー、つぎの70年に歴史を刻みます。